2017年5月4日木曜日

kvmで使用する共有ファイルシステムの検討

とりあえず、共有ファイルシステムは gfs2 を使用することに決定。
で、これから検討したいのは、kvm の領域のドコを共有ファイルシステムにするか?という点。
具体的には…
  1. /var/lib/libvirt を共有する
  2. /etc/libvirt、/var/lib/libvirt を共有する
  3. /var/lib/libvirt/images、/var/lib/libvirt/qemu を共有する
  4. /etc/libvirt、/var/lib/libvirt/images、/var/lib/libvirt/qemu を共有する
等だ。
(/var/log/libvirt は単なる稼動ログなので、共有させる必要は無いと考えている。)
パターン1の例


パターン2の例


仮想マシンに関する定義が /etc/libvirt/qemu に格納されていて、gemini / cancer のどちらでも同じ仮想マシンを起動できるようにするには、最低でも /etc/libvirt/qemu と仮想マシンのイメージファイルが格納されている /var/lib/libvirt/images は共有させる必要があると思う。
けど、オンラインマイグレーションを想定した場合、/etc/libvirt/qemu が共有されていていいのだろうか?
また、仮想マシンのスナップショットは、/var/lib/libvirt/qemu/snapshot に格納されるっぽい。これらも共有しなくていいのか?(外部スナップショットではなく、内部スナップショットなら、同じディスクイメージにスナップショットが作られるので、この点は確認不要だ。)
更には、共有しようとしているディレクトリに、ホスト固有の情報が記録されていないだろうか?
等など、検討しないといけないことはたくさん有り、そもそも共有出来るのかどうか…。

今回検討したいのは、主に
  1. 片方のノードがダウンした時に、ダウンしていた方のノードで稼働していた仮想マシンが、生きている方のノードで起動できるか?
  2. 稼働している仮想マシンを、動かしたままもう片方のノードへ移動できるか?(ライブマイグレーション)
の2点だ。
スナップショット等の情報もそのまま引き継げればベスト。

というわけで、次回から環境を作っていこう。

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