2017年5月24日水曜日

仮想マシンの共有領域への移動(稼働状態)

とりあえず、停止している仮想マシンを共有領域へ移動させることは完了した。
次は残っている稼働中の仮想マシンだ。
(前回 sagittarius からアンマウントしてしまった共有領域は、同じ場所にマウントしておこう。)

現在、稼働中の仮想マシンは以下の3つ。
  • pegasus : Windows7 環境
  • 貸出1 : Ubuntu Linux環境
  • 貸出2 : RedHat Enterprise Linux環境
貸出1/2の2つは知り合いに貸し出していて、いつログインされるか分からない。
そのため、本当に稼働中にオンラインで移行したいと思う。
ただ、既に移行は実績有りで、ココの後半の手順に従えばいい。

コマンドを実行するのは sagittarius からで変わらないが、From/To が逆になるため、若干コマンドオプションが変わってくるので注意だ。
(sagittarius) $ virsh \
migrate --live \
--domain (対象の仮想マシン名) \
--persistent \
--undefinesource \
--compressed \
--copy-storage-all \
--change-protection \
--auto-converge \
--desturi qemu+ssh://(aquariusのIP)/system \
--migrateuri tcp://(aquariusのIP)/ \
--verbose
これでいいはずだ。

残りの pegasus はメインで使っている環境で、ほぼ常時稼働させている。
また、ハードウェアを直接マッピングしているため、ハードウェア構成が異なる aquarius へは移行することが出来ない。(但し、そのハードウェアが無くても、ゲストOSとしては問題なく稼働する。)
そのため、仮想マシン停止→H/Wのマッピング解除→前回の手順でコールド移行→稼働確認 を行えばいい。

そんなに難しい話ではないので、サクッと実施しよう。
実施が終わったら、暫定でマウントしている /mnt/etc/libvirt と /mnt/var/lib/libvirt は外しておくこと。

これで全ての仮想マシンが、aqaurius 上の共有ボリューム上に移動できたはずだ。
次回は、sagittarius 上の不要ボリュームの整理等を行う。

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