前回、/etc/libvirt を共有する構成を作った。
で、この上で幾つか検証をしようと思う。
実は既に検証しているんだが、そこで想定外の挙動を示した。
その結果、一部データがロストしてしまい、ちょっと復旧に手間がかかった。(致命傷を受ける前に対処出来たけど…)
というわけで、検証前に現状をバックアップしておこう。
LVMスナップショットを取れればいいんだけど、CLVMによって共有モードでアクティベートされた領域は、スナップショットが取れないらしい。
実際に試してみると、「(lvol名) must be active exclusively to create snapshot」というメッセージが出て、スナップショットが作られない。
これもまた想定外だな…いやまぁ、クラスタボリュームでスナップショットが作れないことはある程度予想できていたが…。
とりあえず、バックアップの方法については別途検討するとして、今回は仮想マシンを落として、丸っとバックアップを取ることにする。
(仮想マシン leo は停止しておくこと)
まずはバックアップ用のファイルシステムの作成
(gemini) $ sudo lvcreate -C n -n backup -L 20G vg-gfs2
(gemini) $ sudo vgdisplay -v vg-gfs2
(gemini) $ sudo lvchange -a y vg-gfs2/backup
(gemini) $ sudo mkfs.ext4 /dev/vg-gfs2/backup
マウントしてバックアップ
(gemini) $ sudo mkdir /mnt/backup
(gemini) $ sudo mount /dev/vg-gfs2/backup /mnt/backup
(gemini) $ sudo chmod 777 /mnt/backup
(gemini) $ sudo -i
(gemini) # cd /etc
(gemini) # tar cvjSf /mnt/backup/etc-libvirt.tbz libvirt
(gemini) # tar tvjf /mnt/backup/etc-libvirt.tbz
(gemini) # cd /var/lib
(gemini) # tar cvjSf /mnt/backup/var-lib-libvirt.tbz libvirt
(gemini) # tar tvjf /mnt/backup/var-lib-libvirt.tbz
(gemini) # exit
アンマウントする前に、leo の構成ファイルもバックアップしておこう。
(gemini) $ virsh dumpxml leo > /mnt/backup/leo.xml
(gemini) $ cat /mnt/backup/leo.xml
(gemini) $ sudo umount /mnt/backup
(gemini) $ sudo lvchange -a n vg-gfs2/backup
これでバックアップは完了だ。
次こそ色々試してみる。
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