ここは、JIS規格の「決定表」に従って整理してみる。
HTML の table タグを使うのはちょっとタイヘンなのだが、敢えて使ってみる。
1 | 2 | 3 | 4 | |
---|---|---|---|---|
共有状態 | ||||
仮想マシン定義 | 独立 | 独立 | 共有 | 共有 |
仮想ディスク | 独立 | 共有 | 独立 | 共有 |
実行可否 | ||||
各ノードで起動 | 不可 | 不可 | 不可 | 可能 |
マイグレーション | 不可 | 可能 | 不可 | 可能 |
「一時的に移動」 | - | 不要 | - | 必要 |
上手く整理出来ないが、ざっとこんな感じか。
- 各ノードで起動
ゲストを、gemini / cancer それぞれで(排他的に)起動可能か?という状態。
ゲストを gemini で稼働させていたが、gemini がダウンした時に、そのゲストを cancer で動かすことが可能か?という観点(HA観点) - マイグレーション
オンライン(ライブ)マイグレーション可能か?という状態。
ゲストを gemini で動かしているが、gemini をメンテナンスしたいので、ゲストを cancer に(稼働させたまま)移動させることが可能か?という観点 - 「一時的に移動」
マイグレーション実施時に、「一時的に移動」のフラグが必要か?という条件
ざっとこんな感じだ。
結局、パターン4 が一番良さそうだが、「一時的に移動」フラグを付け忘れると問題になる。
デフォルトで「一時的に移動」にチェックを入れておくことは出来ないものだろうか…?
次回は、virt-manager ではなくコマンドライン(virsh)を用いたマイグレーションにチャンレンジしてみよう。
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