2017年5月17日水曜日

ボリューム共有化の前に整理

最後に、sagittarius / aquarius 間で、仮想マシン領域を共有、という流れだけど、その前に今の構成を整理しておきたい。

今は、
  • 物理マシンとして sagittarius / aquairus が稼働
  • それぞれの上に複数の仮想マシンが稼働
  • sagittarius 上の gemini / cancer はボリューム共有をしており、その上に更に仮想マシン(leo)が稼働
という状態。
分かりにくいので絵を描いてみる。
乱立した仮想マシン

うむ。更に分かりにくいか…。

非常に混乱しそうな状況なのだが、これをマイグレーション機能等を行使しながら共有ボリューム化していきたいと思っている。

まずは leo を sagittarius へ。
仮想マシン on 仮想マシン の状態になっている leo を、sagittarius 上へ移動させたいと思う。
leoをsagittariusへ

gemini / cancer と sagittarius はボリューム共有をしていないため、これまで試してきたライブマイグレーションは実施出来ないはずだ。
そのため、ディスク移動を含めたマイグレーション(leo稼動状態)を実施してみたい。
それがダメなら、leoを停止させた状態のオフラインマイグレーション、それでもダメなら、仮想マシン定義と仮想ディスクを手作業で移動、という方法。
ここで「ボリューム共有していないサーバ間での仮想マシンの移動」を身に着けておき、下の作業に応用する。

その後、aquarius 上に存在している仮想マシンを、全て sagittarius 上へ移動。
aquariusからsagittariusへ


aquarius / sagittiarius 共有のボリュームを作成し、aquarius の単体ボリュームに残ったファイルをコピー、単体ボリュームを削除。
#この時点では、 aquarius ではマウントするが、sagittairus ではマウントさせない
共有ボリュームを作成


sagittarius 上に存在している仮想マシンを、全て aquarius 上に移動させる。
この作業で、仮想マシンの環境(仮想マシン定義、仮想マシンディスク)が全て共有ボリューム上に移動するはずだ。
sagittairusからaquariusへ

この時、構成上マイグレーション不可能な仮想マシンが最低3つ存在している。
gemini / cancer / pegasus だ。
gemini / cancer は、CPU定義を「ホストCPUの設定をコピーする」にしていて、CPUのジェネレーションが違う sagittarius から aquarius へはオンラインでは移動出来ないはず。(sagittarius:第6世代Core i7、aquarius:第5世代Core i7)
これらは、仮想マシンを停止した状態でのマイグレーション(オフラインマイグレーション)は可能なはずで、移動後に aquarius で起動することも出来ると想定している。
pegasus はその設定上、物理マシン(sagittarius)の持つデバイスを、一部直接マッピングしている。aquarius はそのデバイスを持っていないので、移動出来ないはずだ。
オフラインでなら移動出来ると思うが、移動先(aquarius)では起動出来ないはずなので、予め sagittarius 上で当該デバイスを外しておくことにする。

sagittairus の単体ボリュームを切り離し、共有ボリュームをマウント。
幾つかの仮想マシンの動作テストを行う。
sagittairusの単体ボリュームを削除


とまぁこんな感じで考えてみた。
実際に出来るかは分からないが、次回以降、この方向で進めていこうと思う。

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