2017年6月19日月曜日

X から日本語入力

そういえば、virt-manager 等でコメントを入力する時、今はまだ日本語入力が出来ない。
その設定を施していないからだ。

入力できないことが今のところ不自由ではないが、出来れば日本語入力できるようにしておきたい。
というわけで、まずは gemini でテストしてみよう。

どうやら、必要なパッケージは check-language-support というコマンドで表示されるようだ。
(gemini) $ check-language-support

たくさん出て来るので、とりあえずそのまま apt-get に渡してみよう。
(gemini) $ sudo apt-get --simulate install `check-language-support`
かなりたくさんインストールされるな…。ホントにこんなに必要なのだろうか…。

まぁインストールしてみよう。
(gemini) $ sudo apt-get install `check-language-support`

そしたら、日本語入力を fcitx に切り替えるらしい。
(gemini) $ im-config -n fcitx

何もメッセージは出なかったけど、~/.xinputrc というファイルが出来上がってる。
中身はどうなってるんだろうか?
(gemini) $ cat ~/.xinputrc
大したこと書いてなかった…。

ログインセッションに関係あるはずなので、一旦ログアウト・再ログインしておこう。
その後、virt-manager を起動してみる。
(gemini) $ virt-manager
…ここまで書いて、やっぱりまだダメなことが分かった。

関係あるか分からないけど、一度 gemini を再起動してみよう。
仮想マシン leo が動いていると思うので、先に leo を止めておくこと。
(gemini) $ virsh shutdown leo
(gemini) $ virsh list --all
(gemini) $ sudo systemctl reboot

再起動が終わったら、日本語入力のテストだ。
環境変数を設定
(gemini) $ export XMODIFIERS=@im=fcitx

fcitx を起動
(gemini) $ fcitx

続いて、fcitx を設定する。(VcXsrv 等の X Window System が必要だぞ)
(gemini) $ fcitx-configtool

Input Method Configuration の画面が出て来る。
Input Method タブに、Mozc が出ていると思うので、それをダブルクリックだ。
Keyboard layout を選ぶダイアログが出て来るので、「日本語 - 日本語 (OADG 109A)」等、自分のキーボードに合わせたキーボードを選ぼう。
その他にも色々設定が出来るようだが、ヨクワカラン。日本語入力モードに入るためのキーバインディングの変更も可能。

ここまで出来たら、virt-manager から日本語入力が出来るか確認だ。
(gemini) $ virt-manager

適当に仮想マシンを開き、設定画面から「説明」欄等にカーソルを合わせてみよう。
その状態で、キーボードの「半角/全角」キーを押してみると、日本語入力が出来るようになったと思う。

以後は、環境変数 XMODFIERS の設定と、fcitx の起動で日本語入力出来るはずだ。

毎回、fcitx が起動しているか確認するのと、環境変数設定するのは、ちょっと面倒くさいな…。

とりあえず次回は、gemini に導入されたパッケージが本当に全て必要なのかの確認を含めて、cancer でパッケージ導入をしてみる。

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