2016年7月28日木曜日

iSCSI LUNを取り外す時

私が今使っているNASキット、iSCSIターゲットの機能があるのはいいのだが、イニシエータ側(PC/Linux側)で認識しているLUNと、ターゲット側(NAS側)で提供しているLUNのヒモ付が難しい。

LUNを提供するときはいいんだが、使用しなくなったLUNを返却するとき、NAS側でどのLUNなのかが判別できない。

識別する手段を探していたのだが、イマイチながらやり方が分かった。

まずはPC/Linux側でLUN番号を確認する。
$ ls -l /dev/disk/by-path
これで、デバイス名(/dev/sda等)とiSCSI LUNのヒモ付が分かる。

続いて、NASキット側にsshログインして、以下のカーネル情報に移動する
(実は、私が使っているNASキットは、ARM用の組み込みLinuxが使われている。sshでログインでき、簡単なコマンドなら実装されている)
# cd /sys/kernel/scst_tgt/targets/iscsi/(iSCSIターゲット名)/ini_groups/readwrite_ini/luns/(先ほど調べたLUN番号)
(readwriteの部分は、もしかしたらreadonlyとかかもね)

そのディレクトリに、deviceという名前のシンボリックリンクがある。
# ls -l device
こちらのリンク先を見てみると、LUNの名前になっている。

このLUNを削除すればいい。

0 件のコメント:

コメントを投稿