2017年2月10日金曜日

gfs2マウントについて(その2:手動マウント)

gfs2のファイルシステムを自動的にマウントする方法については、前回で確立できた。

gfs2の仕組み上、自動マウントで設定しておけば何も問題ない気がするけど、一応手動マウントについても確認してみた。

/etc/fstabにエントリが無い環境でgfs2をマウントした場合、シャットダウン前にアンマウントしておく必要がある、という点はこれまでと同じ。
今回は、/etc/fstabにnoautoでエントリを書いていた場合、だ。
具体的には、/etc/fstabのエントリが以下のようにnoautoを付けている状態。
/dev/mapper/vg--gfs2-lv--gfs /mnt/gfs2 gfs2 noauto,_netdev,x-systemd.requires=dlm.service 0 0

結論から言えば、問題なしだ。
手動マウント→シャットダウン

手動マウント→手動アンマウント→シャットダウン
も問題ない。

更に言えば、マウントは
$ sudo mount /mnt/gfs2
でも
$ sudo systemctl start mnt-gfs2.mount
でもどちらでもいい。

アンマウントも全く同じで、
$ sudo umount /mnt/gfs2
でも
$ sudo systemctl stop mnt-gfs2.mount
でもどちらでもいい。

mount/umountコマンドを直接呼び出した場合でも、systemctlのステータスは変化してくれるので、systemctlコマンドを使用した場合と同じ結果になる。
何の心配もいらない。
前後に
$ systemctl status mnt-gfs2.mount
$ grep /mnt/gfs2 /etc/mtab
を叩いて確認してみるといい。

というわけで、gfs2ファイルシステムを使用するのなら、/etc/fstabにきちんと記載すること、という結論。

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