しまった。前々回、「pisces と aries の設定を変更するのはまた次回…。」と締めたのに、すっかり忘れてた。
というわけで、pisces と aries の spice用ip/port を変更しよう。
前々回の内容の通り、piscesは127.0.0.1:9001に、ariesは127.0.0.1:9003にすることにする。
変更は簡単だ。
(aquarius) $ virsh edit pisces
vi editor(もしくは、環境変数EDITORで定義しているエディタ?)が立ち上がってくるはずだ。
これの<graphics...>~</graphics>までがspiceのIP/Port定義になる。
多分以下のような内容じゃないだろうか?
<graphics type='spice' port='9001' autoport='no' listen='127.0.0.1'>
<listen type='address' address='127.0.0.1'/>
<image compression='off'/>
</graphics>
これを見たら、port宣言は9001、listen及びaddress宣言は127.0.0.1だ。
…あ、書き換える必要無かったな…。
というわけで、:qで終わらせよう。
続いてariesだ。
(aquarius) $ virsh edit aries
以下のエリアを探そう。
<graphics type='spice' port='9001' autoport='no' listen='127.0.0.2' passwd='test'>
<listen type='address' address='127.0.0.2'/>
<image compression='off'/>
</graphics>
これの、port宣言を9003に、listen及びaddress宣言を127.0.0.1に書き換えよう。
passwd宣言もあるが、ついでにコイツは消してしまおう。
というわけで書き換えた部分は以下のようになる。
<graphics type='spice' port='9003' autoport='no' listen='127.0.0.1'>
<listen type='address' address='127.0.0.1'/>
<image compression='off'/>
</graphics>
これで上書き保存すれば「ドメイン aries XML の設定は編集されました」と表示されるはず。
念の為に、変更結果を画面に出力しておく。
(aquarius) $ virsh dumpxml pisces
(aquarius) $ virsh dumpxml aries
これで、同時に起動出来るか確認しておく。
(aquarius) $ virsh start pisces
(aquarius) $ virsh start aries
作業用PCからVirt Viewer(Remote Viewer)で接続確認したいが、IP/ポートが変更されているので、ssh(teraterm)のポート転送設定も書き換えて再度ログインしておこう。
書き換えイメージは
Local:127.0.0.2:9001→Remote:127.0.0.2:9001
を消して
Local:127.0.0.1:9003→Remote:127.0.0.1:9003
を追加する形だ。
aquariusへ再ログインしたらRemote Viewerでpisces/aries両方に接続確認しておこう。
それぞれ、127.0.0.1:9001と127.0.0.1:9003だぞ。
接続確認できたら、それぞれシャットダウンしておこう。
(pisces) $ sudo shutdown -h now
(aries) $ sudo shutdown -h now
今回は以上。
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