2018年9月7日金曜日

dlmとclvmdの依存関係(gfs2用)

dlmとclvmdリソースの起動順を定義しておく必要があるようだ。
#と言っても、dlmもclvmdもOS起動時にsystemdから起動されるので、あまり意味が無い気がするんだけど…。
#RHEL7だと、systemdから起動させず、各リソース定義から起動させるのだろうか…。

RedHat社のサイトだと、以下のコマンドとして記載されている。
pcs constraint order start dlm-clone then clvmd-clone
pcs constraint colocation add clvmd-clone with dlm-clone
起動順だけでなく、「clvmdもdlmも同じノードで起動するよ」という制約も付けていた。

まずは起動順から。
pcsd の画面から dlm-cloneリソース か clvmd-cloneリソース の Resource Ordering Preferences から設定するようだ。

dlm-clone リソースから設定する場合は、以下のように入力する。
  • Resource : clvmd-clone
  • Action : starts
  • Before/After : after dlm-clone
  • Action : starts
  • Score : 無し
これは、「dlm-clone が起動した後に、clvmd-cloneを起動させる」という意味だ。

clvmd-clone リソースから設定する場合は、以下のように入力する。
  • Resource : dlm-clone
  • Action : starts
  • Before/After : before
  • Action : starts
  • Score : 無し
これは「dlm-clone を先に起動させる」という意味。

リソースの起動順はこれでおしまい。

続いて起動ノードの制約。
こちらは pcsd の dlm-cloneリソース か clvmd-cloneリソース の Resource Colocataion Preferences という設定画面から設定可能。
設定内容は以下の通り。
  • Resource : 相手側のリソース名。clvmd-clone リソースから定義しているのなら、dlm-clone
  • Together/Apart : Together
  • Score : 無し(未設定だと INFINITY で設定される)
どちらか片方で設定すれば、もう片方からも自動設定されるぞ。

設定出来たら設定内容を確認してみよう。
(gemini) $ sudo pcs constraint show --full

依存関係等はこれで終了かな?

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