ちょっと検証から離れて…。
KVM環境の上には、Linux以外にもWindowsを動かしている。
特に、以前から使っていたWindows7をKVMに移行し、それをメインのWindows環境として使っていた。(移行は、Windows7が持つシステムバックアップを使用した。)
KVM環境に移行してからのWindows7、実は頻繁にクラッシュしてた。クラッシュも、頻繁に発生するかと思ったらしばらく発生しなかったりで、原因が全然つかめなかった。
物理環境から、仮想環境へ移行したことが原因だと思っていたんだが…。
で、先日このWindows7をWindows10にアップグレードしたが、Windows10にしてからはもっとクラッシュ頻度が高まり、ほとんど使い物にならない状態だった。
が、Windows10になってから、クラッシュ時に表示される画面で、netkvm.sysというのが原因だということが分かった。
これは、Virtio NIC用のドライバだ。
調べてみると、このnetkvm.sys、非常に不安定らしい。いや、パラメータチューニングを適切に施せば、安定稼働するのかもしれないが…。
ただ、パラメータチューニングも時間がかかるし、チューニング中にもクラッシュしかねない。
なので、Virtio NICはやめて、rtl8139の完全仮想化デバイスに変えた。
変えてから数日しか経ってないが、非常に安定している。速度は出ないかもしれないが、こちらの方が快適だ。
とりあえず、netkvm.sysが安定するまでは、rtl8139を使用することにする。
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