2016年3月8日火曜日

sshで接続@Agent認証その2

前回で、Pagent用の秘密鍵は作成した。
 
次は、そのPagentを利用する流れだけど…。実はそんなに難しくない。
作成した秘密鍵をダブルクリックすると、パスフレーズを入力するダイアログが出てくるはずだ。そこに、秘密鍵のパスフレーズを入れればいい。


「OK」を押したら、ダイアログが消えて、何も無かったかのような状態になる。
が、タスクトレイ上に、pagentのアイコンが出来ているはずだ。


このアイコンを右クリックして出てくるメニューから、「View Keys」を選んでみよう。そうすると、このPagentが取り込んでいる鍵の情報が出てくる。
これが、先ほどダブルクリックした鍵だ。


Pagent側はこれで準備が整った。
 
今度はteraterm側だ。
teraterm側は、sshログインの認証方式を選択するダイアログで、以下の様な状態にすればいい。


ユーザ名を入力し、認証方式を「Pagentを使う」にすればOKだ。
これで、パスフレーズを入力することなく、鍵認証でログインすることが出来る。
何回ログインしても、パスフレーズを入力しなくていい。
これがAgent認証だ。
本当にPagentを使用しているか疑問に思えたら、タスクトレイからPagentを終了して、再度teratermからログインしてみたらいい。Pagentが無い、と怒られるはずだ。
 
ただし、手元のWindows端末を再起動する等で、常駐しているPagentが終了した場合は、再度秘密鍵をダブルクリックして、Pagentに鍵を読み込ませる必要がある。
この辺りは身体で覚えよう。
 
また、agent方式を使うと、agent転送という機能も利用できる。
上の認証方式を入力する画面でも「エージェント転送する」というチェックボックスがあるので、そういう名前の機能が存在することはわかると思う。
このエージェント転送、複数台のサーバを経由するようなログインには非常に便利なのだが、今はまだそういう機能を使うメリットが無い。いずれ使う機会もあると思うので、その時に書こうと思う。
 

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